外壁塗装 福岡市西区F様『工事日誌 簡易版』

塗装工事 概要

予定では現場の流れが順調に行くはずでしたが、去年の年末は天候不良があまりにも続いたため、全ての現場が重なってしまう事になり、私と林氏は、

佐賀市三瀬 Y様邸
福岡市博多区 専門学校
その他 下請工事の現場

と全ての現場を掛け持つ事になってしまい、 今回のF様邸の工事は、ほとんど上野氏と高橋氏で工事を行う事になってしまいました。

工事の内容的なものは私がいなくても大丈夫ですので安心するとしましても、ただ、写真があることはあるのですが、イマイチな感じのものしかありませんので、今回は簡単に工事の流れを紹介する程度となってしまいますこと、ご了承頂けますと幸いに思います。

塗装工事 詳細

F様邸の工事に取り掛かる前に確認していたつもりでしたが、工事が開始したとたんにある問題が発生。

以前、F様より尋ねられた際に、
「大丈夫です!」
と答えていたとある部分。

その後、横浜市の曽根塗装店、曽根さんと電話で話をしていた時にも出てきたとある部分が、何故かまずい状況になっていることに工事が始まって始めて気づくこと・・・

その「とある部分」はこちら ↓
サッシ廻り シーリングそう、サッシ廻りのシーリング。

当初はこのままの状態でもシーリングの打替は可能だと思っていたのですが、
サッシ廻り シーリングどうやらシーリングの一部分がこのサッシ枠の裏にあるらしく、
サッシ廻り シーリングシーリングの打替を行うにはこのサッシの枠のカバーを取りはずさないことには施工不可という状況に今更ながら気がつくことに・・・

年末間際に痛恨の確認ミスですね。(^_^;)

取り急ぎ、アルミサッシ業者さんの手配をとったまでは良かったものの、年末ですので段取りが中々つかず、仕方がないのでサッシ廻りのシーリング以外の作業を優先させ、このサッシ廻りは後日仕上げるような段取りに変更することに。

あぁ・・・これで二度手間になってしまいますが、これも自分の確認不足ということで諦めることにします。(T^T)

シーリング 板間目地

そのような感じでF様邸の工事が進んで行くことになったのですが、まずはこのサッシ廻り以外の部分のシーリングから開始。

シーリング材は2成分形のシーリング材 「サンスター技研」ペンギンシールPU9000typeNB
「サンスター技研」ペンギンシールPU9000typeNBポリウレタン系のシーリング材。

プライマーは 「サンスター技研」BC-3
サンスター技研 BC-3となります。

シーリング材は専用の撹拌機で2成分(硬化剤・基材)を混合し、
撹拌機15分間撹拌してから使用します。
撹拌機最初にシーリングを行うALC板間目地は、シーリング材を上から再充填することが可能な程度凹んでいますので、「打替」ではなく「増打」で施工。
シーリングプライマーを塗布した後に、
シーリング プライマーシーリング材の充填。
シーリングシーリングこのような感じで板間目地のシーリングを行っております。
シーリング

鉄部塗装 下塗

続いての作業は鉄部の下塗。

表面の目荒し(ケレン)を行い、
目荒し(ケレン)目荒し(ケレン)下塗の塗布。

このパラペットは表面の材質は鉄ですので、弊社標準の2液形の下塗材(サビ止め) 「大日本塗料」エポールワイド で塗布。
下塗シャッターボックスは鋼板ですが表面が塩ビになっている「塩ビ鋼板」と呼ばれるものでしたので、在庫品の塩ビ鋼板用の下塗材 「エスケ化研」ビニタイトプライマー で塗布を行っております。
下塗

軒天塗装

鉄部の下塗まで完了すると、次は軒天の作業。

軒天は下塗不要の塗料 「エスケー化研」ノキフレッシュ
エスケー化研 ノキフレッシュこちらの塗料で上塗1回目、
上塗その後、上塗2回目と塗布を行いまして完了となります。
上塗

外壁塗装

既存の外壁は「スキン」と呼ばれる仕上げになっておりますので、今回は一般的に塗替えでよく使用される「微弾性フィラー」ではなく、通常の「シーラー」での施工となります。

「菊水化学工業」キクスイ浸透性プライマーE
「菊水化学工業」キクスイ浸透性プライマーEこの下塗材を外壁全体に十分に塗布。
下塗下塗この後「微弾性フィラー」を中塗として塗布するとより理想的となりますが、今回は下塗✕1回、上塗✕2回塗(計3回塗)の仕様となっております。

上塗材は「菊水化学工業」水系ファインコートシリコン
「菊水化学工業」水系ファインコートシリコンこの塗料で上塗1回目の塗布。
上塗と、ちょうどその頃、最初に手配をしていたアルミサッシ業者さんが参上。

これでやっと、枠の取り外しが出来ます。
枠取り外し枠取り外しやっと、シーリングが表に出てきました。(^_^;)
枠取り外し一通りの枠を取り外した後に、上塗2回目と塗布を行いまして、外壁塗装はサッシ廻りのシーリング部分を除き完了です。
上塗

シーリング サッシ廻り

ひとまず枠が無くなりましたので、一旦、外壁塗装はストップ。
残っていたサッシ廻りのシーリングを行うことに・・・

既存のシーリング材の撤去を行い、
シーリングシーリングシーリングこのようなスポンジ製のバックアップ材と呼ばれる物を、
シーリング底となる部分に取り付け後、
シーリングプライマーの塗布。
シーリングそして、シーリング材の充填と行いまして、
シーリングシーリングは完了となります。
シーリング前回のシーリング時にパラペットのシーリングの打替えを行っておりませんでしたので、
シーリングこの箇所もシーリング材を撤去後に、
シーリングシーリングの充填を行っております。(※ この部分のシーリング材は変成シリコーンになります。)
シーリング

鉄部塗装 上塗 ~ 雑作業

その後、鉄部等の上塗を行い、
上塗※ピンぼけすみません
上塗最後にサッシ枠の取付を行いまして、
サッシ枠 取付サッシ枠 取付全ての作業が終了!

と、言いたかったところでしたが、すみません、最後にまた問題発生です。(^_^;)

カーポートを取付ける際に1枚割ってしまいましたので、
カーポート取付この部分のみ年明けになってしまいそうです。(^_^;)

申し訳ありません。

サッシ枠の件からカーポート復旧の件まで色々とありましたが、何とか年内に工事を終えることが出来て一安心。
完了これで安心して年越しを迎える事が出来そうです。

塗り替え工事に使用した塗料の紹介

シーリング プライマー

サンスター技研 BC-3
サンスター技研 BC-3

シーリング材

サンスター技研 ペンギンシールPU9000typeNB(←クリックするとサンスター技研WEBカタログに移動します。)
シーリングの種類 / 2成分形
シーリングの説明 / ポリウレタンシーリング材
「サンスター技研」ペンギンシールPU9000typeNB

外壁塗装 下塗材

菊水化学工業 キクスイ浸透性プライマーE(←クリックすると菊水化学工業「キクスイ浸透性プライマーE」ページに移動します。)
塗料の種類 / 水性1液形
塗料の説明 / 浸透性のカチオン型シーラー(プライマー)
「菊水化学工業」キクスイ浸透性プライマーE

外壁塗装 上塗材

菊水化学工業 水系ファインコートシリコン(←クリックすると菊水化学工業「水系ファインコートシリコン」ページに移動します。)
塗料の種類 / 水性1液形
塗料の説明 / アクリルシリコン樹脂
「菊水化学工業」水系ファインコートシリコン

軒天塗装 上塗材

エスケー化研 ノキフレッシュ(←クリックするとエスケー化研「ノキフレッシュ」ページに移動します。)
塗料の種類 / 水性1液形
塗料の説明 / 透湿型 アクリル樹脂
エスケー化研 ノキフレッシュ

鉄部塗装 下塗材

大日本塗料 エポオールワイド(←クリックすると大日本塗料「エポオールワイド」PDFに移動します。)
塗料の種類 / 弱溶剤2液形
塗料の説明 / エポキシ樹脂

鉄部塗装 上塗材

日本ペイント ファインウレタンU100(←クリックすると日本ペイント「ファインウレタンU100」ページに移動します。)
塗料の種類 / 弱溶剤2液形
塗料の説明 / ポリウレタン樹脂

最後に

以上で福岡市F様邸の工事日誌は終了となります。
この度は本当に有難うございました。

有限会社 ナカヤマ彩工

中山 厚
林 睦美
上野 裕一
高橋 裕太