福岡市早良区 M様邸 PC(プレキャストコンクリート)・屋上防水 塗装工事
平成25年2月14日(木) 作業人員4名(2名~PM15:30) 『累計46.75人工』
「屋上・バルコニー」 下地補修 「手摺」 片面上塗1・2回目 他
本日は屋上の不陸調整の続きから作業を開始となります。
先日レベルをある程度だしておりましたので、表面の仕上げを行います。
「不陸調整完了後」
屋上の不陸調整が済みましたら、続いて手摺の上塗の工程。
下塗後の表面の目荒らしを行いまして、
上塗材との密着力の向上と、表面に付いている付着物の除去を行います。
この手摺に使用する塗料は通常使用する弱溶剤タイプの塗料ではなく、車両などに使用する強溶剤タイプの塗料を使用しております。
ロックペイント ロックエース F19-30B コースメタリック
この塗料で上塗1回目の塗布。
「上塗1回目後の様子」
この上塗材は上塗1回目の塗布後、しばらくしますと乾燥するため、次の上塗2回目の工程に移ることが出来ます。
再度、表面の目荒らしと付着物の除去を行い、
ブルーシートでは作業性が悪かったため、養生シートで塗装ブースの作成を行いまして、
この中で上塗2回目の塗布を行なっております。
「手摺 上塗2回目後の様子」
この手摺の塗装と並行しまして、樋の上塗も本日行なっております。
表面のケレン(目荒らし)を行った後に、
(非常にわかりずらいですが、表面に細かな傷を付けています。)
下塗の工程は不要となりますので、上塗の工程に移ります。
「樋 上塗材」
エスケー化研 クリーンマイルドシリコン
この上塗材を外壁色に調色しまして、
上塗回目の塗布を行います。
配管等の上塗1回目も完了。
この他の作業では、一部残しておいたパラペットの上塗2回目の塗布も本日行なっております。
バルコニーの床ですが、どうやら以前の防水層の密着があまり良くない様子でして、密着している箇所は残す予定で折りましたが、この調子では一部を残して全面撤去になってしまいそうな勢いです。
写真では様子がわかりずらいですので、撤去状況の動画をこちらに載せておきます。
きちんと密着している防水層の場合でしたら、このように簡単には撤去ができませんので、そのような箇所に行き着くまでは、ある程度防水層を剥がしておいた方が無難となります。何となく撤去している感覚としては、9割方剥がれそうですね。^^;
本日はルーフバルコニーの防水層の撤去を行う予定としておりましたが、明日また天候が崩れるようですので、本日は撤去を一旦中断しまして、雨が降った際の漏水対策を行なっておきます。
撤去を行なっている箇所を清掃後、プライマーの塗布。
ルーフバルコニーのプライマーの塗布を行なった際に、屋上の立上りのプライマーも一緒に塗布しておきます。
プライマー乾燥後、カチオンフィラーの塗布を行いまして、
表面をひとまず保護しておきます。
その後、帰り間際にブルーシートで雨養生を行う予定です。
ここまでの作業が終わった時刻 PM15:00過ぎ。
夕方PM16:00過ぎ、桜坂で打合せの予定がありましたので私と林氏はM様邸を離れまして、残りの作業は上野氏と鈴木氏の2名での作業となっております。
その後、作業終了までの間に、外壁とサッシ廻りの手直しの他、
軒天の手直しや巾木の手直し等を行いまして、本日の作業は終了となっております。
明日は雨の予定ですので、恐らく作業は中止となりますが、不陸調整を行なっている屋上の雨の掃け具合が確認出来そうです。
明日「雨で中止」 明後日「晴れで作業可能」となる予定ですので、明々後日(雨の後、丸1日経過後)水が掃けていない箇所を確認しまして、もう一度不陸調整を行いたいと思います。