外壁塗装・屋根塗装 糟屋郡久山町 E様
平成28年7月14日(木) 「外壁」シーリング打替
本日の作業人員及び作業内容
作業人員 3名(17:30終了)
作業員 中山 上野 シーリング業者1名
「外壁塗装」 シーリング撤去
「屋根塗装」 作業なし
「付帯塗装」 作業なし
「その他作業」 作業なし
塗装工事日誌(H28.7.14)
サイディングジョイントのシーリングは打替えにて施工を行いますので、まずは既存の劣化したシーリングの撤去から作業開始。
外壁との取合いにカッターで切り込みを入れ
劣化したシーリング材を撤去。
このジョイントの底に見える青くみえるテープはボンドブレーカーと呼ばれるもので、目地底の部材(ハットジョイナー)とシーリング材との接着を防いでいます。
ちなみにサイディングボードのジョイント内部はこんな感じになっており ↑ にみえる青いフィルムこのハットジョイナーの上に貼られているテープになります。
カッターで切り込みを入れて撤去した程度では、接着面にはまだ既存のシーリング材が残っているため
再度、カッターで残ったシーリング材を撤去した後に
スクレイパーで断面を削りながら
残っていたシーリング材を撤去します。
シーリング撤去の際、目地底に貼ってあったボンドブレーカーが傷ついてしまう箇所が
多数出てきますので
新たにボンドブレーカーを
貼り直しておきます。
ところでシーリングの劣化が起きていた箇所ですが
水が入っていた形跡が
ところどころにみられるようです。
中でもこの箇所(北面2F 下屋根付近)は今までに結構水が入っていたようで
ハットジョイナーが部分的に腐食して無くなっている箇所もありました。
このような箇所はどれもアイボリーのサイディングの箇所にみられるようで
サイディングボードの形状とジョイント部材の組み合わせからこのようなことが起きやすくなっているのだろうと思います。
この撤去したシーリングを正面からみてみると何もわからないのですが、
横からみてみるとシーリング材の厚みが非常に薄い箇所があることがわかります。
中にはほぼ厚みがないような箇所もあったりもしますので
シーリングが薄い → 耐久性が短い → 劣化しやすい という感じで、凹部のシーリングが凸部よりも短い期間で劣化してしまい
このような箇所から
ジョイント内部に水が入っていたのだろうと思います。
このようにサイディングボードの形状と使用されているジョイナーの組み合わせによっては、シーリングの厚みを確保しづらいことに加えて、シーリングを仕上げる際のヘラを押さえる力の程度でも厚みが変わったりしますので、その点を注意しながら、今回は施工を行いたいと思います。
このように本日は終日シーリング材の撤去を行い
PM17:30 作業終了となりました。