1.まず現状の確認です。

1.全体的に汚れていますね。 そして表面の塗装もかなり劣化している様です。

2.この箇所は面戸の漆喰が割れていますね。

2.ここは瓦の割れです。

3.この箇所は水の流れる谷の部分ですが、見た感じは分かりづらいのですが、軒先に水漏れが発生していました。
恐らく軒先の部分から、大雨時にオーバーフローしてあふれている様です。

3.全体を確認後、劣化状況などを把握します。
それでは状況が分かりましたところで、工事の内容に移って行きたいと思います。
まずは割れている瓦を予備瓦に差し替えた後、高圧洗浄を行います。

4.拡大写真です。
高圧洗浄をすると良く分かるのですが、かなり汚れていますね。

4.一枚一枚コケや汚れを洗い流して、完了です。

5.綺麗になりました。

5.この箇所も交換済みです。

6.高圧洗浄が終わりましたので、まず瓦の補修を行います。 先ほど割れていました面戸漆喰の補修です。 この作業は、瓦の職人さんに補修をお願いして直しております。

6.拡大写真です。

7.この様に全体の漆喰を塗り直しています。

7.

8.全体の写真です。

8.次に軒先に水漏れが起こっていた原因の谷を交換します。交換前の谷の部分です。

9.漏水の原因は、この様な状況で起こっていた様です。 まずこの箇所の水の流れから説明します。 写真に矢印を記入しておりますが、この箇所の水の流れはこの様になります。

1.それでは実際の作業の様子の写真です。 まず既存の谷を撤去する作業になります。

1.この谷を撤去し、新規で谷を設置します。 前回は鉄製（ブリキ）の谷でしたので腐食も穴が開く寸前の状態まで進んでいました。 今回はこの箇所だけになってはしまいますが、腐食しにくい銅製の板金で谷を造り直しています。 また、谷の下部分だけになってはしまいますが、ルーフィングの張り替えも行っています。

2.後は瓦を復旧して谷の工事は完了です。

2.屋根の下準備が終わりましたので、それでは塗装に移って行きたいと思います。 まず、下塗り材のシーラーの塗布です。 エアレスという機械を使用して吹付けます。

3.下塗りシーラーの完了です。

3.シーラー乾燥後、上塗り1回目の塗布になります。

4.1回目の塗布が終わりました。感じが変わりましね。

4.上塗り1回目が乾燥しましたら、最後の工程上塗り2回目の塗布になります。

5.そして、いよいよ完成です。
良い感じに仕上がりました。
最初の時とは比べ物になりませんね。