外壁塗装・屋根塗装 福岡市西区S様 工事日誌
本日までの概要
平成26年5月17日~平成26年5月29日の内、実働日数9日
作業人員(人工)累計 『17.25人工』(仮設3.75人工 屋根0.5人工 大工0.5人工 塗装11人工 時間外1.5人工)
本日の作業人員及び作業内容
作業人員1名(18:30)
「外壁塗装」 作業なし
「屋根塗装」 下塗・中塗1.2回目
「付帯塗装」 作業なし
「その他作業」 軒天補修
塗装工事日誌(H26.5.29)
本日は軒天の補修を行っておりますが、その前に前回の屋根漏水についての補足から……
谷板金からの漏水により伝ってきた水によって軒天の下地や屋根の下地(野地板)の腐食が起きておりますが、
屋根の下地(野地板)を交換するには、その上部の瓦や谷板金を一旦撤去しなければ行うことが出来ません。
谷板金には孔もあいていますので、下地の修繕を行う際には谷板金も一緒に交換してしまうのが理想的ではありますが、そのような補修を行う場合、
- ・瓦撤去費用
- ・ルーフィング張替え費用
- ・下地(野地板)交換費用
- ・谷板金交換費用
- ・瓦復旧費用
このような費用が掛かることになります。(費用の問題)
また、瓦撤去の際には瓦を破損してしまう事も考えられ、その場合は新たな瓦に差し替えて屋根復旧を行うのですが、今回のS様邸で使用されている瓦はすでに廃盤のため、新たな瓦を購入することが不可能ということに加え、予備瓦も数枚程度しか無いため、今後の事を考えると安易に使用することが出来ないという現状もあります。(瓦の問題)
このような事から今回は大々的に修繕を行うのではなく、漏水箇所の孔の補修と、軒天下地の補修のみ行うようにしております。
「補足」 |
まずは、軒天の腐食した下地の撤去。
すでにボロボロの状態でした。
さすがにこの状態だと釘が効いていないのも納得ですね。
この下地を新しい物に取り替えます。
ボードの継ぎ目となる部分も寸法を測り切り直した後に、
新たなボードの取付を行いまして、
軒天の補修は完了となります。
「北面」
「西面」軒天の補修と平行して行っております屋根塗装は、まず屋根全体の清掃を行った後に、
素地に吸い込ませて表面を固めるシーラーと呼ばれる下塗材の塗布を行います。この下塗材は23℃の場合2時間で次の工程を行うことが可能ですので、
引き続き、中塗の工程に移ります。(無希釈タイプの中塗材です)
この中塗の工程は2工程行うことしておりますので、中塗1回目が乾燥後、再度、中塗2回目の塗布。
以上の工まで行いまして、本日の作業は終了となっております。