シール工法について
「ヘアークラック」と呼ばれるモルタルやコンクリートが乾燥の過程で収縮した際に発生するような、再発する恐れが少ない巾の小さいひび割れに行う補修方法です。
シール工法 工程説明
シーリング材や微弾性フィラーと呼ばれる下地調整材をひび割れに沿って充填。※写真は微弾性フィラーを使用
表面の余分な下地調整材(微弾性フィラー)を刷毛でボカしながらひび割れの隙間に充填します。
シーリング材で行う場合も同様の方法になりますが、※写真はシーリング材を使用
使用するものが刷毛ではなく、ならしバッカーと呼ばれるものでひび割れ内部に押えて充填します。
この工法はひび割れの内部にまでシーリング材が充填されているようなイメージがありますが、実際はさほどひび割れ内部には入っていないことが多く、表面の隙間が埋まる程度ですので、大きなひび割れや再発の恐れがあるひび割れにはあまり適した工法ではありません。あくまで表面の隙間の補修になります。
ひび割れ(クラック)補修シール工法・Uカットシール材充填工法の違いについて ← 実験室内コンテンツです。
ひび割れ(クラック)補修 シール工法・Uカットシール材充填工法 補修後
白/シール工法 グレー/Uカットシール材充填工法