福岡市西区 U様邸 RC造(鉄筋コンクリート)塗装工事
平成25年4月4日(木)作業人員4名(2名半日)『累計 21人工』
「外壁」 下地補修
本日は午前は2名、午後から4名での作業となっております。
午前中は上野氏・鈴木氏で鉄部の下地処理(ケレン)を行なっております。
「下地処理後の様子」
この笠木はジョイント部分にシリコーンシーリングが使用されているようでしたので、その部分の下地処理を行うために、既存の塗膜も一旦剥がしておきます。
午前中はこのような作業を2名で行っておりまして、午後からは私と林氏も加わり4名での作業となっております。
上野氏は爆裂部のハツリを行い、
清掃後、
爆裂部のコンクリートの下地処理を行なっております。
「コンクリート 下地処理材」
菊水化学工業 BR-B 劣化面補修材
このBR-Bという補修材はアルカリ付与材と呼ばれまして、劣化が起きている(酸性もしくは中性になっている)箇所をセメント元々のアルカリ性に戻すための補修材になります。
この補修材を爆裂箇所断面に塗布を行います。
鈴木氏は午前中下地処理(ケレン)を行なっている鉄部のシリコーンシーリングの処理。
「シリコーンシーリング プライマー」
信越シリコーン ペインター20
シリコーンシーリング部にプライマーの塗布を行います。
その後に下塗材の塗布。
「鉄部 下塗材」
関西ペイント スーパーザウルス
私と林氏は先日シリコーンシーリングを撤去した箇所に、新たにシーリングを行なっております。
プライマーを塗布後、
シーリング材の充填。
その後、以前シートで補修を行なっていた出窓上部の下塗を行います。
「出窓 下塗材」
大日本塗料 エポニックス下塗#10
在庫の分から持ってきておりますので、少々古くはなっておりますが、中身を確認しましたところ使用出来そうでしたので、今回使用しております。
出窓上部の下塗の塗布を行います。
この部位に関しましては下塗を複数回塗り重ねまして、出来るだけ膜厚を確保できるようにしております。
下塗2回目の塗布。
下塗3回目の塗布。
本来は数日に分けて塗り重ねる事(メーカー推奨時間 20℃12時間)が好ましいのですが、この下塗材は強溶剤タイプの塗料になりまして、比較的表面の乾燥が早いため、1時間程度のインターバルで塗り重ねることは可能になります。
従いまして、塗装間隔の時間がきちんと取ることが出来ていないため、実際のところでは、3回塗ったと言うよりも、1回塗りを3回に分けて行ったという感覚に近いような塗り方になっています。
この他の作業としまして、出窓の下塗後の合間に、サッシに塗装を行なっている箇所の塗膜除去のテスト施工なども本日行なっております。
この塗膜は剥離材を使用しまして除去を行います。
「剥離剤」
三彩化工株式会社 ネオリバー S-767
剥離剤の塗布 → 塗膜除去 → 剥離剤の塗布 → 塗膜除去
という作業を数回繰り返しまして、部分的に塗膜の除去を行なっております。
とりあえずは取ることが出来そうなので一安心。
今回、このサッシ廻りは塗装を行う予定となっておりましたので、この塗膜さえ除去することが出来れば、塗装は何と行うことが出来そうです。
このような作業を行いまして、作業は終了となっております。